• 四十代夫婦が綴る書評と雑記

上野の東京都美術館で開かれている「展覧会 岡本太郎」に行ってきました。

前に大規模な岡本太郎展に行ったのは東日本大震災の直前だったので、10年以上ぶりです。

岡本太郎の作品といえば渋谷にて「明日の神話」が公開されているので、

東京に住んでいる人にとってはかなり馴染みの深い画家ですよね。

最近の展覧会では撮影OKな場合が増えてきましたが、

この展覧会も基本的にはOKです。

ですので、こんな風に名作「ノン」と記念撮影することも可能です

個人的には名画を撮影するという行為にいまいち関心が湧かないのですが、

太郎の作品に関して言えば、恐らく人に観てもらう、体験してもらうということに

非常に意識的な画家だったと思うので、撮影OKというのは意義深く感じます。

万博公園の「太陽の塔」、青山の「こどもの樹」等、パブリックな場に作品が置かれることを望んだ方ですし、

先程書いた「明日の神話」も奇跡的な流れで、多くに人々の目に触れ続けることになりましたものね。

こうして普段、作品集に掲載されなさそうな方向から眺めたり、撮影できるのも嬉しいですね。

彫刻だけでなく、もちろん絵画もたくさん展示されています。

太郎のアーティスト活動を網羅したような素晴らしい展覧会でした。

私のような大ファンも、また「岡本太郎って、あの派手でヘンテコな塔や絵の人でしょ」程度の

認識の方にも、幅広くオススメしたいですね。

エネルギーが迸るような作品の前に立つと、身体の幹から刺激されるような感動があります。

行かれるのを迷っている方、いらっしゃいましたら是非行ってみてください。

あ、そうそう「TAROMAN」のグッズ販売やフォトスポットもありますよ。


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