• 四十代夫婦が綴る書評と雑記

コロナ禍のステイホームが推奨された時期にiPadで描かれた絵本。

著者は「棒がいっぽん」「ドミトリーともきんす」で知られる高野文子さん。

一人の部屋で歌を口ずさむ様は、寂しさもおかしさも、

そして一人なのに温もりも感じさせます。

口ずさむことで再認識される体温のようなものでしょうか。

テーマとしてはメッセージ性が強く打ち出されそうなものですが、

絵のかわいらしさ、歌うという行為の楽しさ、絵本という形式、

色々な理由が合わさって、

すごく温かで美しくかわいい一冊になっていると感じました。

小さな出版社が手がける丁寧な絵本、

それ故にあまり書店では見かけないかもしれませんが、

興味のある方は是非手に取ってみてほしいです。


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