最果タヒの初絵本。
絵は100%ORANGEの及川賢治。
視点が大きく広がったり、別の角度で見ることに気づく素敵な絵本でした。
とはいえ、そんなのは大人の感想であって、
この絵本の良いところは、当然のように子どもに向けて作られているところだと思います。
柔らかでわかりやすい言葉と、楽しくほのぼのとした絵柄で、
リズムの良い読み聞かせが成立しそうな絵本ですね。
そうして気が付くと、自然に「ここは」どこであるのか、ということに幾つもの考え方があることに
思い至るのでしょう。
でも、きっと思い至らなくたって良くて、
言葉と絵が子どもの心や脳にストレスなく染みていくことが大切。
眺めても楽しいし、口にも耳にも馴染む、素敵な絵本です。
今度、姪っ子にプレゼントしたいなと思いました。
↓このサイトは、こちらのサーバーを使用しています。サイト開設に興味がある方、良かったら。