著者に対し、芸人でありながら企業の役員であるという前知識はありました。
数年前に話題となったこの本、私が読んだのは当時の版なので、部分的には時代遅れとなっています。
現在は改訂版が出版されていて、そちらでは新NISAなど新たな制度に沿った内容になっている
ようなので、読まれる方は是非そちらが良いと思います。

たった数年でそうした変化が訪れるのが経済の恐ろしさではありますよね。
とりわけ日本人は経済や投資という言葉に反射的に恐怖心や許絶感を持つ人が多いでしょう。
この本はきっとそうした負の感情を軽減させてくれるものです。
書かれている内容はシンプルで、支出を減らし、
リスクが低いインデックスファンドに継続的に投資しようというもの。
新NISAでの投資が広まりつつある今では、ごく当たり前の考え方ではありますが、
その当たり前である理由をしっかりと、且つ読みやすく書いてある一冊でした。
部分的に古い内容ではあっても、
主に語られていることは時代を問わず通用する投資方針についてなので、
そこは揺らがないのが本書の強み。
とはいえ、インデックス投資がノーリスクってわけでもないのは理解しておかなければなりませんね。
これを書いている今(2026年2月)、アメリカのトランプ大統領が相互関税の違憲判決を受けて、
全世界への追加関税を発表したところです。
さぁ、私の金融資産の未来はどうなるのか、ドキドキです……。
実はジェイソンさんの本書でのアドバイスに背く形になりますが、
私は個別株も少し所有しているので、どうなることやら。

