• 四十代夫婦が綴る書評と雑記

身の回りにムーミン好きが多いため、何となく気になったり、詳しくなったり。

そういうわけで東京富士美術館で行われている「ムーミンコミックス展」へ行ってきました。

ムーミンの展覧会は色々と行われていますが、今回のものはコミックスにスポットを当てています。

新聞連載であるムーミンコミックスって、実は途中で画を描いている人間が変わっているんです。

有名なトーベ・ヤンソンから、その弟ラルス・ヤンソンが連載を引き継いだのですが、

その辺りの経緯も二人の画の違いも、この展覧会でバッチリわかります。

たくさんの原画やスケッチに夢中になって一時間半。

ちなみに私の好きなキャラクター、スティンキーはコミックスのみに登場。

その憎たらしいのに憎めない、かわいい悪態もしっかり展示されています。

哲学的な一節や、戦争をモチーフにしたメッセージ性の強いストーリーがあったり、

話によっては色々考えさせらえることも多いけど、

それらはヤンソン姉弟の描く素敵な絵のおかげで優しく穏やかに心の奥まで届きます。

大満足のまま会場を出ると、めちゃくちゃ充実のグッズ売り場!

食器やコミック等はもちろん、展覧会限定商品やコラボ商品がものすごくかわいらしいです。

ムーミンファンの方々は是非お財布に余裕を持って行ってください!

おすすめはピンバッジですね、私は火星人のバッジを買いました。

都心からは少しアクセスが大変ですが、気になっている方、是非行ってみてください。

きっと今以上にムーミンが好きになりますよ。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です