「ホワイトラビット」伊坂幸太郎。 大河ドラマ「どうする家康」での印象的なフレーズ”白兎”を耳にして、 この小説を思い出したので、ご紹介します! リンク 仙台で起きた人質立てこもり事件。 しかし、立てこもりが起きるに至った …
「ジャクソンひとり」安堂ホセ。文藝賞受賞作にして、芥川賞候補作。 ページを捲るにつれ、ストーリーは暗く潜り、スピードを増していく。かつて村上龍が「限りなく透明に近いブルー」で踏み込んだような、ギラリと鈍く光る場所に連れて …
「絵描きの植田さん」いしいしんじ。自然の美しさ、険しさ、厳かさが描かれているが、語りの言葉は優しい。 リンク 湖の近くで営まれる好ましい人々の冬の暮らしは、羨ましく感じます。オシダさんという男が出てきますが、この人物がと …
「かか」宇佐見りん。 母への張り詰めた想いが濁流のように苛烈に書き綴られた、独白の形をとった小説。 リンク 母のみならず家族の描写は、負の部分をしっかりと見せていて、読んでいて辛くなります。 すれ違いやぶつかり、あるいは …
実は私の故郷は北海道でして、 帰省すると、地味に困るのがお土産なんですよね。 友人や同僚に何か買ってこなくては、と思うのですが、 定番の「マルセイバターサンド」や「白い恋人」は何度も渡しているし、 最近では東京でも販売さ …
上野の東京都美術館で開かれている「展覧会 岡本太郎」に行ってきました。 前に大規模な岡本太郎展に行ったのは東日本大震災の直前だったので、10年以上ぶりです。 岡本太郎の作品といえば渋谷にて「明日の神話」が公開されているの …
大ヒット中の「FILM RED」、みなさんはもう観に行かれましたか? 私は既に二回、行きました。 一度目はネタバレを食らうのが嫌なので、公開初日! そして二回目はそれから二週間ほど空けてから。 さて、ワンピース考察系のY …
栄養バランス偏りがちな人にとって、強い味方となるのは定食屋。 特に駅前や商業施設に入っていることの多い大戸屋は自然と利用頻度が高くなります。 私は、大戸屋で定食を食べると、何となく野菜を食べるという義務を果たしたような気 …
今年で連載25周年の漫画「ONE PIECE」、私も大ファンでイベントがあれば、 可能な限り、足を運んでいます。 そういうわけで、今、渋谷で開催されている「Meet the ONE PIECE」に行ってきました。 場所は …
コロナウィルス第七波、夏休み中の子供たちも遠出がしづらい状況で気の毒ですね。 もう誰も正解なんて分からない状況で、翻弄されるだけの日々に少し気が滅入ります。 先日、私の友人ものどの痛みを感じ、病院に行ったところ念のための …
安っぽくもなく、かといってあまり相手に気を遣わせるような高いものも……。 ちょっとしたお礼にお菓子をあげたいと思っても、ちょうど良い価格帯のものって 探すと迷ってしまうんですよね。 例えば義理チョコのお返しだったり、仕事 …
40代の私にとって漫画「ONE PIECE」は長年に渡って毎週月曜に元気をくれる大事な存在です。 少年のためのもの、というのは重々承知の上でおじさんになった今も素直な心で楽しんでいます。 そんな王道漫画と、ラスクの王道ガ …